【Wallbox x 海外事例】Pulsar Plusで68台の社用車をフリート充電

2023年06月30日

※弊社はWallbox社の日本代理販売店です。本記事はイギリス・アイルランドの導入事例をご紹介させていただきます。日本の電力事情や商品の仕様が若干異なるのでご注意ください。

概要

Lyreco 英国 & アイルランドは、都市部において2028年までにバンからのテールパイプ エミッションをゼロにするという「クリーンバンコミットメント」の公約に従い、フリート電動化を推進します。

ヨーロッパ最大のオフィス用品および企業向け職場ソリューションの販売会社である当社は、カーボンフリーの未来に向けた転換を積極的に行っています。

課題

Lyrecoは、常に環境問題をあらゆる課題の中心としてきましたが、さらにカーボンフットプリントを改善するため、配送をバッテリー駆動車両で行い、そのための適切なインフラを全国展開することを決めていました。

「私どもは、自社の物流用フリートを所有しています」と、品質/安全/持続可能性/サプライチェーン担当プロジェクトコーディネーターのJake Jonesは言います。

「そのおかげで、多くのお客様の受容にあわせカスタマイズされたサービスを提供できてはいるのですが、その一方で、現在モニタリングされているエミッション源の大部分が物流用車両であると(英国において2022年上半期に31%)いう現状もあり、懸念材料となっています。」

「当社はこのカテゴリーで、車両の仕様向上、テレマティクスの改善、ルートの最適化などによって、自社のCO2排出量の削減を行ってきました。これによって2021年には、当社の配送用車両の1配送あたり燃料削減率が32%改善されています。ただし現在でも配送に化石燃料を使用しているため、配送用フリートに起因するCO2が依然として存在します。」

ソリューション

フリートの完全電化を実現するため、LyrecoはWallboxに支援を依頼し、11カ所の拠点に充電器を設置しました。

Wallbox社が提供した68台のPulsar Plus充電器とともに、Lyreco社はREGO(Renewable Energy Guaranteed Origin)電力を購入し、その送電網から拠点へと、カーボンニュートラルに近い電力を供給しました。

改善結果は驚くべきものに

Lyrecoは現在67台の電気自動車を英国内の複数の拠点に配備していますが、その結果、ディーゼルバンを電気自動車に切り替えたルートで、CO2を97%削減することができたのです。

この過程についてビルディングサービス マネージャーのPeter Gojka氏は、「Wallboxとのパートナーシップにより、各拠点への充電器の設置はWallboxにまかせ、これを迅速かつ効率的に行っていただいたおかげで、私たちは本プロジェクトの他の分野に集中できました。」と述べています。

一方Jonesも、「この成果によって当社はお客様のサポートをお約束するとともに、将来を考えた取り組みも可能となりました」と表明しています。


Wallboxの詳細については、www.wallbox.comをご覧ください。

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