マンション総合EXPOに出展してきました!
2021年10月11日
10月7日〜8日、東京ビッグサイト青海展示棟Bホールで開催されたマンション総合EXPOにユアスタンドが出展してきました!コロナ禍での開催でしたが、なかなかの大盛況でした。
マンション向けの設備・建材、リフォームや大規模修繕、管理支援などを提供する事業者が集まり、マンションの管理会社や管理組合、デベロッパー会社などを対象に業界最新の情報を届けることが目的となっています。
そんな展示会に、電気自動車(EV)充電器の導入及び運用に取り組んでいる私たちユアスタンドが出展することは、恐らく前代未聞なことです。マンションと電気自動車は今まで「月とすっぽん」で、完全に無縁のものだと認識されてきましたが、実は、マンションにおけるEV充電設備は、今後EVが普及する時代には欠かせないものとなります。
なぜかというと、EVグローバルアウトルック2021のレポートによると、世界中でEV充電の90%は基礎充電、つまり自宅または職場で行われているということです。戸建て住まいであれば、自宅の分電盤から配線すれば割と簡単に設置することができますが、マンションの場合は以下のような様々な問題があります。
・設置場所(共用部で設置したときの運用方法)
・分電盤の限られた電気容量
・受益者負担(使った人が使った分を支払う仕組み)
・予約の仕組み
私たちユアスタンドは上記の課題を解決すべく、予約・課金機能を併せ持つ利用者向けのアプリと、利用状況が確認できるなど管理者用のツール及びシステムを開発し、EV充電器の設置だけでなく、設置後の運用もしっかり提供させていただきます。
充電器の運用のためのツールが揃えば、マンションでのEV充電も導入可能になります。
今回、私たちは自社の展示だけではなく、以下の企業5社にスポンサー企業として共同出展していただきました。
協賛企業:パナソニック、モリテックスチール、日東工業、椿本チエイン、ニッパツパーキングシステムズ
最初の4社はEV充電器メーカーとして、それぞれの特徴及び機能を持った各社のEV充電器を展示していただきました。例えば、日東工業は弊社とOCPPという国際標準プロトコルで通信できる最新モデルPit-2G、椿本チエインはV2X(充放電機能)を持ったE-Linkなど、EV充電において最先端を走る技術を披露させていただきました。
そして、ニッパツには、現在弊社と共同開発している、全てのパレットにEV充電コンセントがつく機械式駐車場を一部展示していただきました。特に東京のような都会では、設置場所が限られている中、機械式駐車場におけるEV充電設備が大きな鍵となります。前パレットにEV充電コンセントを設置しても、ユアスタンドのマルチチャージングコントロール(MCC)で、同時充電可能な台数を制限し、輪番充電を実現することで、電気容量のオーバーを防ぐことができます。
今回の展示会では、ソフトウェア技術を開発し提供する私たちユアスタンドと、ハードウェアメーカーの協賛企業の皆様と共同で出展することで、マンションにおけるEV充電のトータルソリューションが生まれた気がします。
マンションでのEV充電はもはや夢ではない、いや、むしろこれから新しい「当たり前」になるでしょう!
マンションでEV充電で困っている方は一度弊社へご連絡くださいませ。