災害時に備えるために、横須賀のマンションへEV充電器導入

2021年03月02日 マンション・集合住宅

  • 分譲
  • 既設
  • 共用部

サンコリーヌタワー横須賀中央駅前(279世帯)

所在地:神奈川県横須賀市

災害時のことを想定し、安心安全な暮らしを守る

今回、取材させていただいたのは2020年末に弊社がEV充電設備を導入した横須賀市にある279世帯が住む26階建てのサンコリーヌタワー横須賀中央駅前の宗原理事長でした。

「私は理事長として常に心掛けているのは、居住者の安心安全な暮らし、マンションの資産価値、そしてコミュニティの活性化です」と宗原さんが仰った。

北海道出身の宗原さんにとって、2018年に起きた北海道胆振東部地震は今回EV充電器を導入する決意に至る大きなきっかけでした。2018年9月6日の深夜3時過ぎに起きたこの地震によって、北海道内において広域にわたって停電が起きてしまいました。また、携帯電話も使えなくて情報が手に入らないことが大きな問題として取り上げられていました。

2018年の北海道地震だけでなく、近年では2019年9月に起きた台風15号(令和元年房総半島台風)や、2021年2月に起きた福島県沖地震などによって、広域にわたって数十万軒の停電が発生しました。災害は予測不可能なもので、いつどこで起きてもおかしくないので、平常時にあらかじめ備えることが大切です。

宗原理事長は、災害時に生活用水を確保するためにエントランスの下に水のタンクで貯水していますが、電気に関しては電気自動車(EV)の活用ができるのではないかと考えたそうです。実際、令和元年房総半島台風の際にEVから電気を供給した事例もありました。

電気自動車(EV)充電器導入への補助

EV充電のことを調べたところ、弊社のことを知り、またお住まいの横須賀市にはEV充電器導入のための補助金があることを知りました。

弊社サービスの一環として、補助金の代理申請もさせていただいておりますので、今回は国と市の補助金を併用し、ご負担金額を大幅に下げることができました。

現地調査を踏まえ、200VのコンセントタイプEV充電器3基の設置を提案させていただきました。また、災害への備えという意味で、停電時にEVから電気を取り出せるパワームーバーもご購入されることになりました。ちなみに、充電器、工事費、それからパワームーバーはどれも補助対象となります。

EV充電器3基、パワームーバーと工事費の費用を、補助金を活用し、住民(理事会)の最終的なご負担金額は約50万円に抑えることができました。

運用方法

具体的な運用方法の使用細則につきましてはこれから決めていきますが、流れとして、EV所有者が充電器を初めて利用する際に申込書(車両登録)を管理組合に提出して承認を受ける必要があります。

また、EV充電器は弊社アプリで運用することになります。充電器についているコードを読み取れば、弊社アプリのダウンロードページに飛びます。アカウントを登録後、すぐに充電器を利用することができます。

弊社アプリ及び管理システムには予約・課金などの機能がありますので、利用者がアプリで予約をし、アプリでご登録のクレジットカードで課金することになります。共用部の電気を使用するので、アプリでの課金を活用することで受益者負担を実現することができます。また、管理システムでは利用明細や、営業時間・パスワードの設定が可能ですので、管理側もとても楽になります。また、充電料金は設置施設ごとに設定できるようになっており、今回は1時間100円に設定しています。

更に、災害時に停電が起きた際、どのようにEVを活用してパワームーバーで電気を供給するのか、これから詳細を詰めていくとのことですが、うまくいけば災害時におけるEVの活用の成功事例になるかもしれません。

異常気象が多発している今の世の中、EVを活用した災害への備えもひとつの解決になると言われています。

EVの活用は様々ありますが、今回ご紹介させていただいた横須賀の事例は「災害への備え」というとても斬新な切り口なので、同じく災害への備えについて検討されている管理組合がいらっしゃいましたらぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。

EV充電器の導入をご検討の方はぜひ一度弊社にお問い合わせください。

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