10月最後の日曜日、残暑が延々と続いていた今年の夏ともやっとお別れを告げ、涼しい風が吹く秋晴れを迎えたこの日、私たちは千葉県睦沢町で、多くの電気自動車とEVオーナーが集うイベントに参加しました。

このイベントの名は「革榮★感謝祭 2023」で、睦沢町在住で「土に還る、環境に優しい総天然素材革工房」を営んでいる革榮さんが毎年主催する催し物です。革榮のオーナー辻榮さんのご自宅には太陽光パネルやV2Hが装備されていて、移動手段として電気自動車を3台所有しています。そして、なんと家も工房もほぼオフグリッドで系統の電気をほとんど使わずに暮らしているという、なかなか面白い方です。

謂わば類は友を呼ぶ、そんな面白い方が主催イベントにも当然面白い方々が集まっています。例年通り、今年も、イベントで消費される電気は全て電気自動車から電気をとっているため、系統の電気は一切使われないと言います。まさに「エネルギー自給自足」のイベントです。

そして、地元の方々だけではなく、なんと現代自動車もご参加され、2022 – 2023年日本カー・オブ・ザ・ヤーを受賞したIONIQ 5を展示し、IONIQ 5のバッテリーから電気を取り出してキャンピングする展示が多くの来場者の注目を浴びました。

そして、電気自動車（EV/PHEV）の販売台数が世界一位を誇るBYDもATTO3を展示し、会場に欠かせないWifiはStarlinkから供給。

他にも、BMW i3とiX、Honda-e、テスラモデルXなども展示されています。そして、日産アリア、テスラモデルX、ヒョンデIONIQ 5の試乗もできるので、EV初心者にも気軽にEVに触れてもらえます。EVを購入するきっかけになる一番の原因は、EVならではのスムーズな走りと静かな車内と言っても過言ではありません。まだEVに乗ったことない方はぜひ一度試乗してみてほしいです。

青空が広がる気持ちのいい散歩日和に多くの方々に来ていただきました。イベント会場内には、ジビエ料理のキッチンカー、千葉県内で数店舗を持つ人気バウムクーヘン専門店のせんねんの木などなど、色々なお店が出展されました。

「今までEVに興味がなかったけど、最近よく走っているのを見るから、俺も買おうかな」

「電気自動車の最大の魅力はなんですか？」

「次の買う車はEVにしようとしているんだよね」

EVへ興味関心を持つ方々がたくさんいらっしゃってEVについても多くの質問をいただきました。本イベントを通して、EVのあるライフスタイルを多くの方々に伝わったのではないかと思います。