横浜市港北区役所にEV充電器設置
2022年12月01日 その他
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2009年度に横浜市の港北区役所に設置された電気自動車(EV)充電器をユアスタンド株式会社がOCPP制御のEV充電器に交換しました。取付工事費用や維持管理費は広告収入で回収。
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電気自動車(EV)充電器の導入及び運用に取り組むユアスタンド株式会社(本社:横浜市中区、代表取締役:浦伸行、以下「ユアスタンド、」という。)はこの度、長田広告株式会社(本社:愛知県津島市、代表取締役:長田一郎)と、「Zero Carbon Yokohama」を掲げ脱炭素化に取り組む横浜市と協力し、港北区役所の来庁者用駐車場に広告付きEV充電器を設置することになりました。
背景
国内の多くの充電スタンドは、2010年代前半に補助金制度を活用して設置されましたが、その時に急増した充電スタンドが続々と耐用年数を迎えています。日本政府は2035年までに新車をEVやハイブリッド車、燃料電池車などの電動車にするという目標を掲げております。EVへのシフトが加速化している現在、新たにEV充電設備を設置する、または老朽化したEV充電設備をリプレイスすることが喫緊の課題です。
事業内容
本事業は、既設の普通充電設備を、事業者様の設置する広告による収入で、広告付き普通充電設備へと更新し、維持管理を行うという事業です。そのため、行政側の出費を抑えることができると同時に、最新のEV充電器を一般市民向けに提供することが可能となります。
運用方法
今回、ユアスタンドがリプレイスしたEV充電器は日東工業Pit-2Gの充電器です。本充電器はOCPPという国際標準通信プロトコルに対応しているため、ユアスタンドと日東工業がシステム連携することにより、様々な機能が実装可能です。今回はその機能を活用し、タイマー機能を実装しています。
本充電設備は、利用者が充電器をEVの充電口に挿すとシステム側で自動的に検知し、充電を開始します。その後、タイマー機能により1時間後に充電が自動的に止まります。充電料金はかかりません。
設置概要
・充電設備
設置場所:港北区役所
設置場所住所:横浜市港北区大豆戸町26-1
EV充電器モデル:日東工業Pit-2G
出力:3kw相当
ケーブル長さ:7.5m
・利用方法
充電可能時間:最大1時間
充電料金:無料
利用可能時間:港北区役所の開庁時間に準ずる