【名古屋】マンション来客用駐車場に6kW充電器を6台設置。ユアスタンドシステムで管理。
2023年04月04日 マンション・集合住宅
- 分譲
- 既設
- 共用部
マンション名:ザ・シーン城北
所在地:名古屋市北区
戸数:381戸
本マンションは2021年に弊社より提案させていただき、2022年5月の総会で97%の賛成率で可決された案件となります。
本マンションには、EV購入を検討していた居住者がいらっしゃったため、本議案は理事会で通りましたが、懸念点として挙げられていたのは、来客用駐車場にEV充電設備を設置した結果、来客用駐車場が使えなくなるのではないかとのことです。
ユアスタンドの管理システムでは、来客用駐車場と充電を併用し、同じアプリで予約・課金が可能となるため、上記の懸念点が払拭されるでしょう。利用者はアプリで「駐車」または「充電」を選択が可能で、それぞれの料金も別々で設定が可能です。
ユアスタンドの管理システム
EV充電器が導入された後、弊社より専用管理コンソールのアカウントを付与させていただきます。但し、無料プランの場合は管理システムの権限制限がございます。
本コンソールでは以下の権限が振り分けられています。権限によって、コンソールで使える機能や
見られるページが変わります。
・管理者:駐車エリア、利用状況、施設管理者(編集・閲覧可)
・編集者:駐車エリアのみ(編集・閲覧可)
・閲覧者:駐車エリアのみ(閲覧のみ可)
充電または駐車予約が入った場合、以下のカレンダーで表示され、予約者の詳細の情報を確認することが可能です。
また、充電用駐車スペースを来客駐車場や他の用途に使用する際は、管理者や編集者が使用不可とする時間帯に予約を作成することで充電器を利用できないようにすることができます。
段階的に区画制限解除
管理組合のご意向として、来客用駐車場との並行利用を段階的に展開していきたいということです。そのため、当面は第一段階で2台での運用を行い、利用者が増えてきた際に区画制限解除を行う見込みです。利用状況により変更はありますが、以下の通りで展開される予定です。
第一段階 充電区画2台:充電専用区画 ※来客駐車不可
第二段階 充電区画4台:うち2台は来客用駐車場との並行利用
第三段階 充電区画6台:うち3台は来客用駐車場との並行利用
最終段階 充電区画6台:来客用駐車場と並行利用
EV時代に向けてマンション標準設備としてEV充電器導入
2030年まであと7年。ガソリン車の新車販売が禁止されると、新車を購入する際にバッテリ式EV、プラグインハイブリッドEV、またはハイブリッド車のみになります。EV利用者からすると、自宅マンションにEV充電設備があることはそれ以上便利なことはありません。
2023年度は昨年に続き、EV充電インフラの補助金がありますので、補助金を活用すれば、導入費用も大幅に削減することができます。EV時代に向けて、マンションへのEV充電設備の導入をぜひご検討ください。