東京都の実証事業参加で「Wallbox Pulsar Plus」を無償設置して「気持ちいい」EV生活へ

2025年02月03日 戸建て住宅

ユアスタンドが電力小売事業者のMCリテールエナジー株式会社とともに実施している東京都の実証事業に参加。高機能なEV用スマート充電器である「Wallbox Pulsar Plus(ウォールボックス パルサープラス)」を実質無償で設置するのに合わせ、愛車を電気自動車の「Honda e」に買い替えたTさん宅(東京都稲城市)の事例です。

東京都の実証事業とは?

 

実証事業とは、東京都の「GX関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業」にMCリテールエナジーが採択されたもので、日本国内でWallboxの販売代理事業を展開するユアスタンドが協力して参加者を募集しています。

太陽光発電による電力を有効活用するため、家庭の電力契約をMCリテールエナジーが提供する「昼ワッ得プラン(ひるわっとくプラン)」に切り替えて、充電時間や出力をスマホアプリで手軽に制御できる高機能な充電器「Wallbox Pulsar Plus(以下、パルサープラス)」を設置することなどを条件として、約17万5000円(税込)の本体価格と工事費でおおむね30万円程度(上限は税込40万円/件まで)実質無料になる試みです。

(説明ページはこちら

東京都の実証事業ですが、対象は「東京電力・中部電力・関西電力」エリアとなっており、首都圏はもちろん関西圏や愛知県など広範囲で適用可能。今年度の募集は締切間近となっているものの、来年度も引き続き実施される可能性があるので要注目です。

「Wallbox Pulsar Plus」を選んだ理由

 

Tさんが自宅用の普通充電器としてパルサープラスを選んだのは、実質無償設置が理由ではありません。昨年(2024年)8月に新築の戸建てを購入して転居。ちょうどマイカーの買い替え時期でもあったことから、以前から気になっていた電気自動車を購入し、自宅ガレージに設置する充電器の検討を始めました。

「出力6kW以上で充電可能でありつつ、ブレーカーが落ちないように出力を制御できる機種」を条件に探した中でもっとも魅力を感じたのがパルサープラスでした。買い替えるEVは「Honda e」に決定。ユアスタンドのウェブサイトで確認したところ、パルサープラスで充電できる実績車種にまだ「Honda e」の記載がありません。でも、ウェブサイトから問い合わせたところ「すぐに Honda e による充電検証の予定を組んで連絡をいただきました。ユアスタンドのフットワークの良さも魅力に感じましたね」とTさん。

新築の戸建てにはEV充電用200V電源の配線はなく、ガレージ横の壁面周辺にはエアコンの室外機や散水栓などがあり、充電器設置スペースが限定的だったため、パルサープラスがコンパクトであることも選択のポイントになりました。「ユアスタンドが手配してくれたアイコムという工事業者さんもやはりフットワークが抜群で助かりました。問い合わせた翌日には現地見積もりに来てくれて」スムーズに充電器を設置することができたそうです。

東京都の実証事業に参加を決めたのは

 

無償設置できる東京都の実証事業については、「Honda e」で充電できるか問い合わせた際、ユアスタンドの担当者から紹介されたとのこと。新居に引っ越したばかりでしたが、再エネ電力を活用し、電力需要のピークシフトに無理なく貢献できることに意義を感じて、参加の条件となっている「昼ワッ得プラン」に加入、実証事業に参加することを決めました。

「システムが自動でEV充電のオンオフを制御して、ピークシフトを実践できるのがいいですね」とTさん。「昼ワッ得プラン」では太陽光発電の発電量が多い9時~15時のデイタイムの電気料金が安く設定されており、EVに充電ケーブルを挿しておけば、パルサープラスが指定の時間帯に自動で充電してくれます。

平日の日中、マイカーはほとんど自宅ガレージに停まっています。また、在宅でリモートワークする機会も増えて、デイタイムの電気料金が安いこともメリットを感じています。朝夕の時間帯には食事の準備などで多くの電力を使うこともありますが「洗濯や乾燥機はできるだけ16時~21時のピークタイムを避ける」といった暮らし方の工夫をするようにもなったということでした。

転居直後、昨年9月に新車で購入した「Honda e」の走行距離は約5カ月でまだ3000kmに満たない程度と、マイカーの使い方としては一般的。頻繁に長距離を走るわけでないので、自宅で充電する頻度は1~2週間に1回程度とのこと。「残量表示が30%くらいになったら80%まで充電する設定」にしています。「気がついた時に充電ケーブルを挿しておけば、パルサープラスが自動的に指定のデイタイムに充電してくれるから便利」と実感しています。

「Honda e」にもパルサープラスにも納得&満足

 

Tさんが「Honda e」への買い替えを決めたのは、まず電気自動車であること、さらにコンパクトで取り回しが良く、後輪駆動でキビキビ走れることがポイントでした。ホンダからはすでに「生産終了」が発表されていましたが、「ギリギリ残っていた新車の在庫」を購入することができたそうです。

実際にEVオーナーとなってみて、「なんといってもスムーズな加速感など走行感覚が気持ちいいことが気に入っています。バッテリー容量がそんなに大きくないこともあって、自宅での普通充電中心の運用に合っていることも実感しています」と「Honda e」との暮らしにはとても満足しています。

また、自宅に設置したパルサープラスにも「いつもは出力を6kWに設定して充電していますが、自動的に充電時間をコントロールしてくれて、ブレーカーが落ちる心配をすることなく使えています」とTさん。「東京都の補助を活用できて無償設置できたのはもちろんありがたいですが、それはともかく、再エネ電力をスマートに活用できていることに気持ちよさを感じています」と、自らのスマートな選択に納得しつつ、自宅充電可能なEVライフを楽しんでいらっしゃいました。

ライフスタイルを進化させるのはそんなに難しいことではありません。まずは、一歩を踏み出すことが大切です。自宅へのEV充電設備導入を検討されている方は、ぜひユアスタンドにお問い合わせください。

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