超高層マンションにEV充電器を設置
2019年11月23日 マンション・集合住宅
- 分譲
- 共用部
超高層マンションにEV充電器を設置
クロスエアタワー
所在地:東京都目黒区大橋(689戸)
導入経緯
こちらのマンションはすでにEV充電設備が設置されていたマンションでしたが、この度新たに1基追加で導入されました。さて、クロスエアタワーと言えば、首都高大橋JCの横に聳え立つ池尻大橋のランドマーク的存在である超高層マンションです。新築時に最新の住環境を数々取り揃えておりますが、実は充電設備もその内の1つでした。しかも複数基。
では、なぜ設備があるのにも関わらず1基増設したのでしょうか。ここにマンションでのEV充電に関する課題の1つが見えてきます。確かにクロスエアタワー様には複数基の充電設備がありましたが、それは所謂「専有部(契約区画)」での設置であり、居住者であれば誰でも利用できるということではなかったのです。
クロスエアタワーでは充電設備が設置されている区画には全て契約者がいました。EVの方もいればガソリン車の方も契約されています。ですが充電設備のない区画でもEV/PHVに乗られている方がいます。そういった現状に加えて今後のEV普及を鑑みた結果マンションとして共用設備での充電設備が必要であるという結論に達しました。より多くの居住者にEVという選択肢を与える事はマンションにとっても価値向上に繋がるということです。
充電設備の設置されている区画を共用設備にしたらいいのでは?事はそう単純ではないのが分譲マンションです。今の契約者から承諾を得ないといけないですし、マンション全体のルールや決まりを変更する事は非常に困難だそうです。大型のマンションになればなるほど、マンションでは居住者全体の公平性が重要なのです。また、限られた電源を使用する事になりますので、特定の方が独占することもまた公平性に欠ける可能性があります。
設置場所の提案(来客駐車場への設置)
既設マンションでは充電スペースの確保が容易ではないことが往々にしてあります。今そこで来客駐車場や洗車場、管理用駐車場、業者等臨時駐車スペース、荷捌スペース等の他用途のスペースに設置することが多くなります。クロスエアタワーへは管理組合様と協議の上、来客駐車場へ設置致しました。限られた平置きのスペースで設置ができる場所ということで決定致しました。
充電器について
今回導入した充電器は平河ヒューテックのHCCID-K01HW-075 です。
運用方法について
弊社アプリを導入しておりますので、利用者はアプリから予約・課金を行います。アプリは充電器の営業時間の設定や来客駐車場の予約にも対応している為、設置場所で他用途があれば、臨機応変に対応が可能です。
マンションへのEV充電器導入で迷ったら、とりあえず弊社へお問い合わせ!
工事費用はどれくらいかかるの?設置場所はどこがいいの?これから、マンションでEV充電器の導入を検討されている方であれば、きっと様々な疑問が頭をよぎるでしょう。弊社が今まで超高層マンションから高級マンション、賃貸マンションまで、そして平置き駐車場から機械式駐車場まで、幅広く豊富な経験を持っていますので、お客様に一番合った提案をさせていただきたいと思います。
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